デジタルヘルスのコンサルやアプリ・システム開発をお考えの方はご相談を！費用の見積りはお気軽に テクノロジーの進化とヘルスケア

進化の著しいデジタルテクノロジー。デジタルヘルスケアの分野にどのような影響を与えているのか、様々な要素からご紹介いたします。

進むIoTで個別的なデータ収集が可能に

IoTという言葉をご存じでしょうか。様々な場面で耳にする機会も増えています。

IoTというのはInternet of Things、モノのインターネットのことです。あらゆるモノがインターネットにつながることで私たちの生活はより豊かで便利なものへと変わります。エアコンのリモコンが手元になくても自由に外出先で操作ができたり、人の気配を察知して照明を明るくできたりするなど、IoTを活用することで今まで難しかったことが実現できるようになるのです。

このIoTはデジタルヘルスケアの分野でも活用されており、疾患の発症を予測することで予防につなげられます。健康管理を行う機器で脈拍数や心電図、歩数や睡眠時の体動など、病院やクリニックを受診しなくても測定が可能になるのです。そのため、よりリアルな情報を入手することができ、診断や治療に役立てられます。

常時モニタリングによってよりリアルな研究の実施につながる

これまでの研究のスタイルでは叶わなかった常時モニタリングがSNSなどのツールの活用によって可能となります。実際に人々が暮らす街を研究場所として、ダイナミックな研究の実施もできるようになるでしょう。常時モニタリングを行うことでデータの客観性が増し、研究の質も上がります。医療においては、デジタルヘルスケアアプリのシステム開発や介護プロセスの改善など、様々な場面で役立つことが期待されているのです。

AIの進化が個別化医療機器の開発に役立つ

患者と医療従事者の高齢化が懸念される中、医療の質を保っていくために注目されているのがAIのデジタルヘルスケア分野への活用です。AIとは人工知能のことで、個々人のニーズに応じた医療機器の提供に役立っています。海外ではパーキンソン病特有の震えの症状を相殺する振動を与え、結果的に病気からくる震えを軽減させるというAIだからこそできるケアが提供できるという活用例もあります。今までになかった新しい治療ができるという点でも、AIに対する期待値は大きいのです。

ゲーミフィケーションで自主的な行動変容につながる

ゲーミフィケーションというのは、ゲームの要素をシステムなどに活用することです。例えば、心疾患の患者がメタボリックシンドロームを改善するためにダイエットを行うとします。しかし、実際になかなか行動を変えられず、好きな物ばかり食べていたらどうでしょうか。いつまでたっても体重を減らすことはできず、心疾患のリスクは軽減されません。それでは、ダイエットをして体重が減ることで、お気に入りの絵が少しずつ完成するようなゲームがあったらどうでしょう。どんな絵ができるのか見てみたい、絵を完成させたいという動機から自ら行動を変え、結果的に絵が完成する時には体重が減っている、という結果になります。ゲーミフィケーションでは、動機はどうであれ最終的に目標が達成されていれば大丈夫です。ゲーム感覚であれば継続しやすく、楽しみながら目標を達成することができるため、医療の分野でも大いに注目されています。

バーチャルコミュニティの活性化で患者中心の情報共有が可能に

実在するSNSを用いたバーチャルコミュニティです。医療者が提供する一方的な情報ではなく、実際に患者本人が抱えている症状などを双方で共有し連携することができるようになります。自分が知りたい情報を得られるメリットがあり、これからますますこのようなコミュニティが増加していくと考えられています。

デジタルテクノロジーを活かしたヘルスケアは、今後も大いに発展していくことは明白です。デジタルヘルスビジネスへの展開を考える企業は少なくありません。

ヘルスケアにおけるデジタル技術の特許出願は外国でも多く行われており、出願前には調査が必要です。自社調査なら外注費用が抑えられますが、漏れなく調査するには時間と労力がかかってしまいます。また、特許検索におけるノウハウも必要です。

株式会社ピクシストは、デジタルヘルスの分野に特化した知的財産に関する調査・分析・情報提供およびコンサルティングを行っています。専門的な知識とノウハウを持ち合わせていますので、精度の高い調査結果をご提供できます。

デジタルヘルス関連の特許出願をお考えの方、デジタルヘルスのコンサル会社をお探しの方は、ぜひご相談ください。お見積りは、お問い合わせフォームより受け付けています。